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Murder in Daigo-machi

FM Daigo

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2016

高齢化が進み活気が失われていく町を盛り上げるため—— 茨城県北西部に位置する人口2万人弱の小さな町、大子町。「FMだいご」は、東日本大震災を受けて、2013年にこの町の防災インフラとして誕生したコミュニティ放送局です。開局以来、住民の高齢化率が40%を超えるなど、年々活気が失われていく町を盛り上げるために、住民参加型の連続ミステリードラマの制作に挑戦! 大子町の名所・旧跡を舞台にした物語には、ストーリーを進行する刑事とナレーターを除く全ての役に、住民たちが声優として出演しました。「音の地産地消」に徹底的にこだわり、劇中のBGMもすべて大子町に住む音楽愛好家たちが集まって制作。さらには、SEもすべて実際に大子町で収集した環境音を使用するなど、住民総出で一つのラジオドラマを作り上げました。 → FMDaido Entry Movie:https://youtu.be/PLeQAo03tkI

小さな町のコミュニティ放送局「FMだいご」が仕掛けた、町おこし。地元をBUZZらせる(全国メディアに取り上げてもらう)ことを第一義とした地方プロモーションが多い中で、その地元に“活気を取り戻す”ためにはどうすればよいかを真剣に考え、地元の人を楽しませる/その地元で話題になる、超地域密着型のエンターテインメント作品を目指しました。

史上初となる、住民参加型の連続ミステリードラマ。物語は大子町の名所・旧跡を舞台にし、ストーリーを進行する刑事とナレーターを除く全ての役に、住民たちが声優として出演しました。「音の地産地消」に徹底的にこだわり、劇中のBGMもすべて大子町に住む音楽愛好家たちが集まって制作。さらに、SEもすべて実際に大子町で収集した環境音を使用する等、住民総出で一つのラジオドラマを作り上げました。そして、完成したドラマはFMだいごで、2016年1月11日から連続ドラマという形で、毎週月曜日に放送しました(全12話)。

制作プロセスを通じて、住民間での新たな交流を創出しました。放送後は、全員顔見知りという町のスケール感の中で「◯◯さんがドラマに出てるって!」「犯人はどの出演者なんだろう?」といった井戸端会議を町のあちこちで誘発。「カレンダーに放送日を赤字で記入して欠かさず聴いている(70代男性)」/「大子町の情景を思い浮かべながら聴けるので、楽しい(40代女性)」/「知人が出演していて、その方の顔を思い浮かべながら聴けるのが楽しい (50代男性)」/「放送時間には聴けないので、サイトでUPされるのを待って通学時に聞いてます (高校生女性)」等、沢山のお便りを頂き、老若男女問わず町の話題の中心になりました。地域に根差したメディアとして、町に”共通の話題”を提供することで、町の活性化に貢献することに成功しました。

大子町殺人事件 第一話「消えた女」:https://www.youtube.com/watch?v=i8tX4sB2me0

CREDIT

2016.01
PRODUCE:
HIRONORI YAMAGUCHI(D2C dot)
TARO SUGAWARA(D2C dot)
TECHNICAL DIRECTION:
YUSUKE GOTO(D2C dot)

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